轍(わだち)の話
道路にできるタイヤの跡。
ダンプカーとか重いクルマが走るから凹むって事は聞いた事がありましたけど、
こんな話を聞いて、そりゃ仕方ないなと納得しました。
道路を作るとき熱々でドロドロのアスファルトを舗装しますよね、その時の温度が140〜110°C位それが冷えて固まるとカチカチのアスファルト舗装となるわけです。
アスファルト舗装はおおむね50°C以下で車両走行できる温度(道路開放)となるそうです。
つまり50°C以上の状態では道路がまだ柔らかく不安定な状態だと考えられているわけです。
そして、真夏の道路を考えますと、表面温度なんて50°Cを軽く超えて60°C以上になるわけです。
道路表面が柔らかい状態に戻ってしまい、重いクルマが走れば当然凹むというカラクリです。
これは仕方ありませんよね。
おしまい。