【大人の工作】七輪陶芸?作ったその日に使える夢みたいな陶芸やで!!
七輪陶芸って知ってますか?
その名の通りサンマ焼く『七輪』を使って陶芸するんですよ。
今回は三回目の七輪陶芸です。その様子を簡単に紹介します!!
(中央のお皿には粘土の表面を馴らすお水です。)
前回は3種類ブレンドした粘土を使ったのですが、
砂の割合が多かったのか完成した器から水が漏ってしまいました。
なので今回は赤粘土100%を使って絶対に漏らない事を優先で作ってみました。
ぐい呑みサイズだと一個100gくらいですかね、
最終的に焼き上がると15%程縮みますので希望のサイズよりも
少し大きめに成形しておいてください。
成形する時、粘土中に空気が入ってしまうと焼いたときに弾けてしまいますので
粘土を紐状にして積んでいく『紐作り』ではなく、
粘土の塊を指で成形していく『手びねり』がお勧めです。
また同じ理由から粘土を後付けするのはお勧めしません
(マグカップの取手を付けたりする感じ)
一つの粘土塊から全てグイグイ押し出すのが七輪陶芸のお勧めスタイルです。
成形ができたところで素焼きに入ります。
七輪からできるだけ離れた位置に置き、徐々に徐々に時間をかけて素焼きしていきます。
ここで焦るとバーンと弾けてしまいます。
素焼き完成の目印は、粘土表面が浅黒く変色するまで待ちます。
粘土の水分量により時間はマチマチですが、
時間をかければかけるほど成功率は上がります!!
時間短縮の方法として電子レンジ(解凍モード・弱)でチンする方法もありますが、
やはり弾ける事があります。
理想的には七輪外周で少し置いてから電子レンジ、
そしてまた七輪の少し内側にへというのを繰り返す事が時間短縮になるかと思います。
この写真、凄いですよね。
七輪の上に『耐火レンガ』でやぐらを組み、口を狭めていきます。
こうすると煙突効果で対流がおき、燃焼効率が上がります!
それだけでなく、七輪下部の空気取り入れ穴からドライヤーで強制的に空気を吹込みます。
こうする事で、七輪の内部温度は1000℃に近くまで達し、
粘土を焼き上げる事ができるわけです。
七輪陶芸のポイントは、とにかく粘土の温度を徐々に徐々に
ゆっくりゆっくり上げていく事です。
粘土を成形した、その日のうちに器が完成しお酒が呑める!
そんな夢みたいな事が実現できる『 七輪陶芸 』です。
大きさも七輪に入るサイズまで作れる、つまりお茶碗だって出来ちゃいますよ。
陶芸に集中していて写真撮影あまりしなかったので、伝わらなかったらごめんなさい。
火傷と火事にはくれぐれも注意ですぞ!!
おしまい。
すべてができる七輪陶芸―やきものをつくる (陶磁郎BOOKS)
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