ドローンを修理に出して機体交換になった話
ドローンを修理に出して機体交換するとシリアルナンバーが変わり、国土交通省の機体登録や飛行申請に関わってきて面倒だ。
そんな事例や話を聞いておりましたが、結論から言うとそんなのは昔の話で機体交換となりましたが、シリアルナンバーの変更はありませんでした。
【修理までの経緯】
日頃ドローンの飛行トレーニングせねばとブンブン飛ばしておりますが、つい先月末(2023年1月)の話、初めて墜落させてしまいました。
墜落とは言っても、国家資格用のトレーニング中だったので高度は1.5m程度。YouTubeで見た練習方法で機体をぐるぐる旋回させながら真っ直ぐ飛ばすって練習していました。
海岸沿いの広場で風がそこそこ強かった(風速3mくらい)のもあるんですが、何よりも寒かったのがいけなかったと思います。
手袋しながら操作ができるほど上手くないですし、スティック操作は数ミリの戦いですから素手で操作していました、指先の感覚がハッキリ無いと練習になりません。
練習始めてもうじき1時間経とうとした頃、身体も指も冷え切ったところで判断&操作ミス、高度が下がって脇にあった砂山にプロペラが接触し折れて、正面から砂浜へ突っ込んで墜落してしまいました。
全身砂まみれの機体、折れた翼に傷ついたジンバル。機体の隙間という隙間には砂が詰まりプロペラすら回らない状態、一番酷いのはジンバルカメラがスタック状態と表示されたまま一切反応しなくなってしまった事でした。やらかしました
練習をすぐさま切り上げて帰宅、清掃を試みました。砂浜でのフライトは何度も経験しているので、砂が詰まったプロペラやモーターだけなら得意のエアダスター作戦で解決できると踏んでいたのですが、ジンバルは一向に息を吹き返しませんし見るからに物理的に破損していました。ジンバルカメラに関しては精密機器ですから分解などもってのほか、手の施し用がありません。
これは清掃では治らない、もう修理に出すしかないなと。ジンバルカメラの交換費用を調べるとこれを機に新しい機体買おうかなって思うくらい。まぁ機体保険には入っているので費用はひとまず置いておいて、、、
ここで心配だったのが機体シリアルナンバーの変更です。
現状、ドローンを飛ばすには国土交通省へ機体の登録をして機体番号(車で言うナンバープレートのような物)を取得。その後に飛行申請をする流れなのですが、審査通過までざっくり3週間程度はかかります。そしてシリアルナンバーが変わると、機体番号の取得からやり直しになる!って、もう去年の8月にはそうじゃなかったらしいんですが…笑
DJIサポートに修理依頼かけて手頃な段ボール箱みつけて機体、プロポ、バッテリーを梱包して、DJIサポートに郵送して見積り→支払い→修理→返送。
送った段ボール箱がピッタリで良かったのか、同じ段ボール箱で綺麗な梱包で帰ってきました。
発送してから戻ってくるまで丁度1週間、めちゃくちゃ早いし、詳しく書きませんが費用に関してもニンテンドー的神対応で涙出ました。
話は逸れますが発送する時にクロネコメンバーズ限定の「自宅で送り状発行」って送り状をプリンタで印刷できるサービスを使ったのですが。
持ち込んだ地元のセブンイレブンはもちろん、地元のヤマト営業所エリアでこのサービスを過去利用された事が無かったらしく、わざわざヤマト本社にまで確認して荷受けしていただいたようでした。
「初めて利用して頂いて勉強になりました」って面倒がらずに素晴らしい対応でした。店員さんに感謝
残るは機体保険の手続きですが、現状は事故報告をしてDJIの見積書を送付したところ。まぁ正直保険使わなくても大丈夫な費用なのでコッチはのんびり手続きを進めて行こうかと思います。
今回の墜落を教訓に購入した商品↓
ドローンの操縦に必要と思われる指3本が出てる手袋(釣り用のやつ)
[http://]
缶のエアダスターだとゴミがです&コスパが悪い&風圧が持続しないので購入
はっきり言って缶より全然風力強い、こないだキャンプでもエアマット膨らますのに活躍しました。空気抜きの機能もあります。
(人気商品の為、品薄価格高騰中。購入時は8,798円)
[http://]
次回は2月9日に飛行申請中なので天気が良ければ修理後の初フライトとなる予定。
ちなみに飛行申請を代行してくれる便利なサービスがあります。
現在は、フライトスポットリクエストのみ有料、その他の機能については無料。
有料サービス開始に向け様々な検証を行っているとの事です。
ではまた何かあれば書きます。