まそらごと

アフィリエイトについて 記事内のAmazonや楽天のアフィリエイトリンクから収入を得る場合があります

高速ジェット船「セブンアイランド友」で初めて大島に行った。

東海汽船のお得な日帰りバスツアー

往復ジェット船で行く「2大椿園満喫コース」に両親連れて参加してきました。

船で行く伊豆大島日帰りバスツアー|2大椿園満喫コース|東海汽船|東海汽船

このコースは出発地が複数あって、東京発着は12,800円〜、久里浜・熱海・館山発着は10,800円〜、伊東発着は9,800円〜。

さらに今回乗ったのは期間限定の館山市民号(館山市民でなくても利用可)で9,720円〜というお得なチケットを購入しました。

 

高速ジェット船の出発地は「湊の駅たてやま」にある夕日桟橋です。

f:id:daidaiiroo:20230206220250j:image

f:id:daidaiiroo:20230206220551j:image

桟橋の一部が工事中という事もあり、チーバ君単バリも出迎えてくれました。

 

 

f:id:daidaiiroo:20230206220630j:image

今日の夕日桟橋からは富士山がうっすら見えました、桟橋は海岸から富士山方向に向かって伸びているので真正面に富士山が見えるのです。(写真だとアレですが肉眼だと真ん中に富士山が見えます。)

 

f:id:daidaiiroo:20230206220955j:image

今日お世話になる高速ジェット船「セブンアイランド友」全長27m、総トン数164t、定員254名。最大速力43.0kt(時速80キロ相当)

館山→大島間を55分で飛んで行きます!

(余談ですが、こちらの航路に来る以前は鹿児島や屋久島などの航路でトッピー1として活躍していた船だそうです)

 

出港時刻は朝9時35分、夕日桟橋を出港して洲崎灯台を左手に進むと、あとは大島まで海しかありません。見渡す限りの海、海、海です!大海原を飛ぶように一気に駆け抜けて大島を目指します。(洲崎灯台AKB48とか乃木坂46のPVロケ地として有名ですね。)

 

 

f:id:daidaiiroo:20230206223306j:image

f:id:daidaiiroo:20230206223325j:image

時刻は10時半、あっという間に元町港に着岸です。巡航中は船体が水面から離陸しているので波に揺られる事はほぼありません、飛行機のように空気圧や風による振動があるのみです。

 

 

f:id:daidaiiroo:20230206224001j:image

大島航路では天候によって元町港と岡田港の2つの港を使い分けされているそうで、風と波の穏やかな時だけ元町港へ着岸し、7割方は岡田港に着岸しているんじゃないかとの事でした。

 

 

f:id:daidaiiroo:20230206224035j:image

これが今回、大島の椿園を周るツアーバスです、大島も含めて伊豆諸島のクルマは品川ナンバーって教えて貰いました。理由は一番近い陸運局が品川だから、だそうです。

 

 

f:id:daidaiiroo:20230206225143j:image
f:id:daidaiiroo:20230206225146j:image

最初に訪れたのは椿花ガーデン。園長さんが育てた色々な椿を説明しながら案内していただきました。

 

f:id:daidaiiroo:20230206225336j:image
f:id:daidaiiroo:20230206225339j:image
f:id:daidaiiroo:20230206225342j:image
f:id:daidaiiroo:20230206225345j:image

品種は覚えられなかったですが、夏に開花する椿なんてのもありましたし、園内にあった展望台からは飛行場が一望できて景色は抜群でした。

 

f:id:daidaiiroo:20230206225446j:image

また、園内では桜が咲き初めていましたよ。この写真の桜がそれなのか分かりませんが、オオシマザクラという品種は大島では2月から開花するとの事。桜餅を包むのにオオシマザクラの葉っぱが使われるそうです。

 

 

f:id:daidaiiroo:20230206230030j:image
f:id:daidaiiroo:20230206230027j:image

バスで大島温泉ホテルへ移動して、地のものを使ったお弁当をいただきました。ちょっとほろ苦い葉っぱのやつが明日葉なのかな?

大島ではお刺身(ヅケ)をワサビでなく唐辛子で食べるのが一般的だそうです。

 

 

f:id:daidaiiroo:20230206230506j:image
f:id:daidaiiroo:20230206230535j:image
f:id:daidaiiroo:20230206230513j:image

続いてバスは三原山の展望台へ。三原山といえば1986年11月に噴火した活火山です、幼心に噴火しマグマが噴き出してる様子が目に焼き付いています。あれから36年経って幼子は立派なおじさんになりましたし、山肌には緑が戻っているようでした。

今回のツアーでは展望台から眺めるだけでしたが、ハイキングツアーもあるようで1時間半くらいでぐるっと帰って来られるそうです。

 

 

f:id:daidaiiroo:20230206231121j:image
f:id:daidaiiroo:20230206231114j:image
f:id:daidaiiroo:20230206231118j:image

続いてこちらは、もう一つの椿園「大島公園椿園」の入口にある椿プラザです。椿まつりの会場となっているらしく、屋台が並んでいました。

 

f:id:daidaiiroo:20230206231520j:image
f:id:daidaiiroo:20230206231511j:image
f:id:daidaiiroo:20230206231514j:image
f:id:daidaiiroo:20230206231524j:image
f:id:daidaiiroo:20230206231517j:image
f:id:daidaiiroo:20230206231526j:image
f:id:daidaiiroo:20230206231531j:image
f:id:daidaiiroo:20230206231529j:image

椿園の中に進むと見渡す限りの椿。大島にはおおよそ300万本の椿が植えられているのだとか。

ただし名産品の椿アブラですが椿農園というのは大島には無い、なぜなら椿の実ができるまで30年かかるので成り立たないからとの事。

では椿の実をどうしているかと言うと、島民がそれぞれ日常の一環として椿の実を拾い集め選別加工して、アブラ屋さんに卸しているそうです。

多くの人の手がかかっている大島の椿アブラは品質はもちろん特別な産業形態なので高級なのだと理由がわかった気がします。

 

f:id:daidaiiroo:20230206232422j:image

椿資料館。椿園内にある色々な品種の椿が、一輪挿しと共に説明展示されていて、ずらっと並ぶ一輪挿しは美しいの一声でした。


f:id:daidaiiroo:20230206232412j:image
f:id:daidaiiroo:20230206232415j:image
f:id:daidaiiroo:20230206232418j:image

また近くにあった公園の遊具は、クワガタも可愛かったですし、なんか地面のでっぱりも椿の形していたのが面白かったです。

 

 

ここで時刻は14時15分を迎えて、バスツアー一行は元町港へ戻ります。帰路のバスでは途中でサルを見かけたり、島にはコンビニない、川も湖もない、田んぼもない、信号は6箇所、高校はドーム2個分の広い敷地があるから昔は先生がクルマで校内を移動してたなんて話や、お土産のくさや小話を聴きながら皆んな大満足な雰囲気でした。

 

f:id:daidaiiroo:20230206233809j:image
f:id:daidaiiroo:20230206233812j:image

元町港へ戻り、お土産物にくさやを買って15時10分に出港。帰りの船は館山経由で東京行きでした。

 

ツアーの中で、良かった事悪かった事それぞれ思うところもありましたが、まず間違いないのは「また行きたい」って思いました。

 

まさかこんな近いとは思ってもみなかったですし、船は揺れて酔うものだと当たり前に考えていました。また高速ジェット船の往復券だけなら館山→大島なら5,500円との事。

 

乗るだけであんな楽しめる船なのに超安い、好きに乗れるうちに乗らなきゃ勿体無い。

 

これ、また来月行く気がします。

 

おしまい。